2008年4月26日土曜日

ニューヨークで運転免許を取る長い道のりその3:安全運転講習

前項では仮免許を取るところまで書いた。

筆記試験を受けるだけで仮免許がもらえるのは日本とだいぶ違うが、一応これでもう路上の運転ができる。

もくじ

路上の練習

路上の練習は任意なので別にしなくてもよい。特に日本で普通に運転歴がある場合ならなおさらだ。

NYS DMV - Driver's Manual - Chapter 1

When you pass the vision and written tests and pay your fees, your learner permit will be issued and you may begin learning to drive. Every time you practice driving, you must be accompanied by a licensed driver at least 21 years old who has a license valid for the type of vehicle you are driving.

友達や家族など、運転免許を持った21歳以上の人が同乗すれば車を普通に運転できる。免許を持った人が周囲にいない場合は、自動車学校に電話すると先生が迎えに来てくれて1時間の教習をしてくれる。ちなみに日本と違って練習コースのある自動車学校はない。

私は右側通行が不安だったので1時間だけ教習をした。インド人の先生、1時間で40ドルくらいだった。

5時間講習(安全運転講習)

路上練習はしなくても免許が取れるが、5時間講習は必須である。

仮免許をもらったら、自動車学校に電話して5時間講習の予約をする。これは教室で安全講習を受けるもので、どこの自動車学校で受けても良い。

日系の自動車学校だと日本語で授業を受けられるが、電話をかけたら「2週間後までいっぱいです」と言われ、やる気をなくして「明日開いてます」という自動車学校で英語の授業を受けた。40ドルだった(ちなみにいろいろな自動車学校に問い合わせたが、30ドルから50ドルまで価格の開きがあった)。

退屈な授業時間を過ごしたのち、テストも何もなく終了。途中休憩を挟んだりした上に早めに終わったので賞味3時間半だった。修了証が後で必要になるのでなくさないように、と言われる。

路上試験を予約

5時間講習を済ませると、最後のステップは路上試験である。日本なら手ぶらで行って試験場の車に乗るところだが、ニューヨークではこの路上試験、自分で車を手配しなくてはいけない。つまり1)友達や家族の車を借りて2)試験場まで同乗してもらって3)試験のために車を貸してもらわないと試験が受けられないということになる。私も最初は友達に頼もうと思ったのだが、試験は基本的に平日に行われるため友達の線はあきらめた。

幸い自動車学校が試験のために車を貸してくれるサービスを行っている。ネットで自動車学校を調べ、電話をしたらどこもこういうことを言う。

  • 試験の場所と日時は自動車学校にまかせてほしい(車の手配の都合がある)
  • どこも予約でいっぱいなので1、2か月先になる
  • マンハッタンでは路上試験が行われていないため、ブルックリンかスタッテン島で受験する
  • 試験の当日に1時間の試験対策レッスンをするのがおすすめ

自動車学校によっては、

  • 割増価格(70ドルくらい)を払えば3週間以内の予約が取れる

と豪語していたが、そこまで急ぎではない。

ちなみに日系の自動車学校にも電話してみたが、

  • ウェストチェスター(電車で1時間くらい。日本人多い)で受験してもらいます

と言われたので却下。遠足じゃないんだから。

いろいろと比較検討した末、スタッテン島にある自動車学校で送迎+1時間教習+試験のための車レンタルを手配した。100ドルと少し。

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