家の前の川に飛行機が飛んできたのは1月のことだ。家にいながらこれにまったく気づかなかったその夜、消防車や救急車の音で窓の外が騒がしいので見てみたら、川の中に飛行機があって驚いた。とりあえず写真を撮ってブログのネタにした。
飛行機が川に不時着したのはすごいできごとだが、何よりも驚いたのは日本の人たちが事故のことを何時間も前から知っていてTwitterで話題にしていたことだった。
前にも書いたが私はテレビをほとんど見ない。ニュースは新聞が主な情報源で、インターネットでニュースにアクセスするとしても動画はほとんど見ないテキスト派だ。
そういう原始人のような生活から脱却するために、奮起してRemedieを入れてみた。
1. gitをインストール
MacPortsを使っているので簡単インストール。
# port selfupdate
# port install git-core
2. Remedieのダウンロード
[O] これから15分で Remedie を始めるための資料を見ながらやった。
% cd tmp
% git clone git://github.com/miyagawa/remedie.git
3. 必要なPerlモジュールのダウンロード
まずはRemedieのパッケージにREADME.mkdnというファイルがあるのでそれを読む。「cpan -i .」というコマンドを実行するべしとあるのでそのとおりにするとPerlのモジュールが大量にインストールされる。
% cd remedie
% cpan -i .
インストール済みのモジュールがそれなりに多いせいでトラブルもなく5分くらいで終了。
README.mkdnというファイル名は初めて見たが、mkdnはMarkdownの略だそうだ。Markdownはお手軽マークアップ言語。
4. テストがFAILするので微調整
cpan -i .の最後のほうでRemedie自身のテストが行われる。私の環境だとテストが3個Failした。
Test Summary Report
-------------------
t/99_fail.t (Wstat: 256 Tests: 1 Failed: 1)
Failed test: 1
Non-zero exit status: 1
t/plagger/plugins/CustomFeed-Script/base.t (Wstat: 1024 Tests: 4 Failed: 4)
Failed tests: 1-4
Non-zero exit status: 4
t/plagger/plugins/Discovery-Sites/base.t (Wstat: 256 Tests: 4 Failed: 1)
Failed test: 2
Non-zero exit status: 1
Files=41, Tests=236, 57 wallclock secs ( 0.16 usr 0.16 sys + 31.11 cusr 3.77 csys = 35.20 CPU)
Result: FAIL
Failed 3/41 test programs. 6/236 subtests failed.
t/99_fail.t
一番最初のt/99_fail.tはFailになるように設計されているので無視する。
t/plagger/plugins/CustomFeed-Script/base.t
これはやや複雑で、私のperlが標準のパス(/usr/bin/perl)にないから起こる。t/samplesディレクトリにあるスクリプトを書き替える。
% perl -pi.bak -e 's{/usr/bin/perl}{/usr/bin/env perl}' t/samples/*.pl
つまり、/usr/bin/perlではなくて自分が使っているほうのPerlを呼び出すようにする。
t/plagger/plugins/Discovery-Sites/base.t
このテストは実行するたびにFailしたりしなかったりする曲者である上にVeohなんて初めて使ったから自信がないのだが、t/plagger/plugins/Discovery-Sites/base.tをこのように書き替えたらエラーが出なくなった。
変更前
like $context->update->feeds->[0]->entries->[0]->thumbnail->{url}, qr/ll-images/;
変更後
like $context->update->feeds->[0]->entries->[3]->thumbnail->{url}, qr/(ll-images|img\.youtube|thumbnails\.cbsig|www\.mtv\.com)/;
5. 再テスト
同じコマンドを再度実行し、t/99_fail.t以外は大丈夫なことを確認する。
% cpan -i .
(略)
Test Summary Report
-------------------
t/99_fail.t (Wstat: 256 Tests: 1 Failed: 1)
Failed test: 1
Non-zero exit status: 1
Files=41, Tests=250, 60 wallclock secs ( 0.16 usr 0.16 sys + 31.77 cusr 3.91 csys = 36.00 CPU)
Result: FAIL
Failed 1/41 test programs. 1/250 subtests failed.
6. Remedieを起動
% ./bin/remedie-server.pl
Mouse::Meta::Class::__ANON__::SERIAL::1: You can connect to your server at http://localhost:10010/
7. フィードを追加
Remedieのページ(http://localhost:10010/)にアクセスすると真っ黒の画面が出るので、「New」を押してフィードを登録する。
まずは地元のテレビ局ny1.comを登録してみる。NY1のサイトに行ってRSSのURLを見つければいいのだけれど、もしかしてと思い直接「ny1.com」を入れてみる。
ちゃんとRSSのURLを見つけてくれた。これには感動。
というわけで今年度の目標は、日本在住の人よりも早くNYのニュースをキャッチすることです。
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