2008年2月22日金曜日

あなたがYAPC::Asiaでプレゼンテーションをするべき10の理由

YAPC::Asiaのプレゼン締切が近づいているそうです

応募の締切は2月25日の月曜日、あと2日です。応募しようかどうか迷っている人に向けて、背中を押すエントリを書いてみたいと思います。ちなみに私はアメリカのYAPC::NAでPerl業界(って何)にデビューしました。YAPC::Asiaの中の人に断りなく勝手に書いています。

1. YAPC::Asiaに行く目的が増える

YAPC::Asiaに行ってただ座っているのはつまらないものです。参加することに意義がある、と昔の人は言いました。人の講演を聞いて「楽しかった」「なんかすごかった」という感想を持って帰るのもいいですが、20分くらい立ってプレゼンテーションをしてみましょう。得るものが増えること間違いなしです。だいたい、ずっと座っているとエコノミー症候群になります。

2. 解決方法を一緒に考えてもらえる

「こういうものを開発しました」「こういう問題を解決しました」というのがプレゼンテーションのよくあるパターンですが、「ここがまだ未解決です」というスライドを一枚つけ加えましょう。知らない人が「こうやればいいんじゃない?」という提案をしにきてくれます。自分が知っていると思っていたことも、「それ○○でできるよ」と新しいことを教わったりもします。

3. 友達ができる

はっきり言って友達は増えます。カンファレンスのディナーなどに行っても「あなたのプレゼンテーション見ました、握手してください」みたいな人が近づいてきます。「サインしてください」と言われるかもしれないのでぜひサインは練習しておきたいものです。

4. 仕事のスカウトがくるかもしれない

別に転職を目指してプレゼンテーションをするわけではありませんが、「ウチの会社に興味はありませんか」というお誘いはカンファレンスの当日、そして後日、いろいろあります。私がYAPC::NAで発表したときは何を評価されたのか「○○万ドル出すからどうだ!」と極端な迫り方をされました。

5. 飲み会のお誘いがくるかもしれない。勉強会のお誘いもある。

「飲みに行きましょうよ。私のおごりで」と親切な人に誘ってもらえることがあります。真面目なほうでは、「今度こういう勉強会をやるのでしゃべってもらえませんか」と言われたりします。

6. 自慢できる

「YAPCという世界各国で行われている国際会議で発表をしました」というのは友達に自慢できると思います。さらに、履歴書に書くことがなくて困っている人はYAPC::Asiaで発表すると一行くらい書くことが増えます。

7. 練習するには規模が最適

これからの人生、一万人の前で講演する機会がない、とは言い切れません。いきなり一万人の前でスピーチをするよりは、YAPC::Asiaで数百人の前で話しておくほうが気楽というものです。できるだけ少ない人の前で話したいという方は、全参加者が集まるライトニングトークよりも聴衆が二部屋に分かれる(こともある)一般トラックのほうがおすすめです。

8. これから3か月の生活が充実する。

人の欲は尽きないものです。2月に話す内容を決めてプレゼンテーションを完成させたとしても、YAPC::Asiaの行われるまでの3か月はきっとその発表を少しでも良く見せるためにいろいろな改善を加えたくなることでしょう。自分の作ったアプリケーションも自ずと質が向上します。

もっとも、上級者はプレゼンテーションの中身を決めてから発表に合わせて開発を進めるようですが(参考)。

9. やらないで後悔するよりは、やってみてから考えよう

何事においても、やろうかな、やめようかな、どうしようかな、と迷っている場合はとりあえずやってみるのがいいと思います。Fukuoka.pmもできましたし、うかうかしていると次回のYAPC::Asiaは東京で行われないかもしれません。

10. これであなたも有名人

カンファレンスで発表すると本人が思っている以上に有名になります。名前はもとより顔も多くの人に覚えられます。街を歩いていても「あのときの方ですよね」と声をかけられます。あなたの生活が一変します。セレブになれるといっても過言ではないでしょう。

追記

11. 参加費用が無料になる

というコメントをmiyagawaさんからいただきました。

参加費用がタダなのはもとより、YAPC::Asiaのチケットは例年売り切れるのが早いので、2月から座席を確保できるというのは大きなメリットです。

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