オランダという国が好きだ。特においしい食べ物も思いつかないしオランダ語の問題はあるが、風光明媚で人々もやさしい。私がリタイア後移住したい国のベスト5には入るくらい好きである。
ところが、オランダが好きだということを声を大にして言うのは気が引ける場合がある。オランダはああいったことやこういったことが合法なので、
「ほうほう。オランダにいらっしゃる。アムステルダムですか。お好きなんですな」
なんて言われたりする。
そういう人には
「いえ、ユトレヒトに行きます」
と返すと
「アムステルダムじゃないんですか。観光ですね。いいですな」
のような反応をされることが多い。アムステルダムで合法なことはユトレヒトでも合法なのだが、その手の施設はアムステルダムにしかないと思っている人も多く、ユトレヒトに行くと言えば誤解が少ない。そういうわけで私はユトレヒトに行く。
ユトレヒトとは
ユトレヒトはオランダの中規模都市。首都アムステルダムからは電車で30分程度だ。隣国ドイツのフランクフルトからも電車で4時間弱。
ユトレヒトは日本人には馴染みのない都市だが、うさぎのミッフィーを展示したディックブルーナハウスのおかげで近年日本人観光客が増えているとも聞く。
インターネットカフェは非常に少ない。それほど観光客の少ない都市ではないはずなのでもっとネット環境があっても良いのだがそういうことになっている。ヨーロッパの主要駅にある公衆電話式のインターネット端末も見たことがないので、インターネットが利用できる公共の場所は限られる。
インターネットカフェ
私の行ったことがあるインターネットカフェは1軒しかない。Wzzrdがそれで、Wikitravelにも出ているのもこの1軒だけである。
住所はVismarkt 21で、ユトレヒトの中心駅からゆっくり歩いて10分程度。
注意するべきなのはVismarkt 21と思われる場所に行ってもコーヒーショップしかないことである。コーヒーショップとはすなわちドラッグをたしなむ場所なので、まあ入ってみてもよいがとりあえずインターネットは使えない。
ユトレヒトは運河の街で、このインターネットカフェも地上から階段で運河のところまで下りたところにある。店内は薄暗いが回線も速くておすすめだ。
ホテルのロビー
公共の場所かどうかは微妙なところだが、ホテルのロビーでインターネットを使えるところがあると教えてもらった。たとえば駅のすぐ裏にあるNH Utrecht Hotelで、ホテルのロビーに有料の端末がある。自分でPCを持って行けばWi-Fiも有料で使える。私も行ってみたが、さすがにホテルだけあって利用料金は高額である。短時間の利用以外はあまりおすすめしない。
図書館
口コミ情報なので情報の精度は定かでないが、図書館にインターネットの無料端末があるということである。
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