2007年5月20日日曜日

YAPC::NAを大学生にすすめてみるテスト

知り合い経由で、ニューヨークでのインターンシップに応募しようと計画している学生さんの話を聞いた。観光目的で入国し日本人相手の商売を手伝うという内容なのだ。航空券は自腹、さらにそれなりのお金を手配業者に払う上、もちろん無給だそうな(給料が発生したらビザが必要だから当然か)。こういう企画、それなりに需要はあるみたいだから多くは申し上げないが、アメリカで短期間勉強をしてみたいという学生さんはYAPCなどに出席するほうが実があるのではないか。

YAPCはPerlの国際会議である。日本では去年と今年行われ、米国でもYAPC::NA 2007が6月25日からテキサス州ヒューストン大学にて3日間行われる。これはPerlとアメリカに興味のある学生さんには結構おすすめで、
  • アメリカの大学のキャンパスを味わえる(夏休み中ではあるが……)
  • 希望者は大学の寮に泊まれる(好みで一人部屋でも相部屋でも)
  • Perlの講演をたくさん聴ける(web開発の技術などPerlに直接関係ない話もある)
  • 講演後はパーティーで英会話の練習
  • 夜は大学の寮にあるラウンジでさらに英会話の練習
  • YAPCの終了後は翌日からPerlの研修もある(費用別途)
  • 帰国後「アメリカで国際会議に出席してきました」と言える

ヒューストンに4泊するとして、費用をざっくり概算すると12万円くらい。

  • 航空券:50000円
  • 宿泊費:10000円(4泊を大学の寮で、二人一部屋。相部屋がいやなら15000円くらい)
  • 食費:10000円(学食なら3食$21。学食より安い店もある)
  • YAPC参加費:12000円
  • 現地雑費:25000円(ちょっと多めに。NASA見学を仮定)
  • 日本国内交通費・海外旅行保険:15000円

1週間滞在したら15万円くらいだろうか。もちろん節約は可能で、NASAに行かずにヒューストン大学でじっとしていれば、現地の雑費は空港の往復費用のほかはほとんどかからない。お金に余裕のある方は$100程度からそれなりのホテルに宿泊できる。大学院生の方はヒューストン大学の研究室を訪問してみても悪くない(アポはとってね)。

学生さんはテストやバイト・サークルなんかもあるだろうが、この3日間が人生を変えるかもしれない。

なお私はYAPCの宣伝係でもなんでもなく、参加者の一人です。




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