2007年6月13日水曜日

左手だけで打てる文章

Serverという単語は普通のキーボードを使って左手だけで打てることに気がついた。Databaseもか。Startもだ。QWERTASDFGZXCVBの中の文字で組み合わされている単語だ。

キーボードを見つめて作り出した文章がこちら。
Stressed traders accessed secret database after a carefree stewardess eats sweet dessert

「のんきなスチュワーデスが甘いデザートを食べた後、ストレスを抱えたトレーダーが秘密のデータベースにアクセスした」

意外と長い文章が作れるのでお試しください。


日本語でもやってみた。
わざわざただでげた洗わせてあげた

これは改善の余地あり。

2007年6月3日日曜日

そのあとLarry Wallに謝った

前回の記事には予想以上の反響をいただきお礼を申し上げます。

時間がたった今では笑い話として語れるものの、失敗をした直後はかなり鬱状態。一緒に受付をした好青年のKさんが「ラリーとしゃべれてラッキーでしたね」となぐさめてくれたが、話した内容があれではラッキーもなにもない。

休憩時間に本人にお詫びをしに行こうと思っていたのだが、Larryの周囲に人が多くなかなか近寄れない。会話している最中に割り込んで「えーちょっとすみませんが受付の私です」というのも気がひけ、午前中はコンタクト失敗。

昼ごろからは受付が暇になったため、交替制で受付係を担当した。来客のない受付というのは退屈なもので、洗面所で顔を洗うことにする。

しっかり顔を洗い、顔を拭いて服装を鏡でチェックしていると、なんとそこにLarryがトイレ休憩に登場。Larryに連れがいればまた違ったのだが、運良く(悪く)もLarryと私の一対一。探し求めていた相手が登場したのだから幸運なのだろうが、予期していないタイミングと場所でこちらはドギマギ。緊張最大値。
私「受付ではLarryさんだということに気づかず失礼しました。いきなりLarryさんが登場されたのでびっくりしました」
と言ったら、Larryが笑ってくれた後
Larry「I was surprised about that, too」
自分が招待講演に来たカンファレンスで名前を聞かれたらそりゃ驚くわな。


その夜の懇親会であらためてLarryに握手をお願いしたところ、自分の手をごしごしとシャツで拭いてから握手してくださった。


去年YAPCで受付をしていたらLarry Wallがやってきた件

2007年6月1日金曜日

去年YAPCで受付をしていたらLarry Wallがやってきた件

YAPC::Asia 2006での失敗談。

昨年のYAPCでは会場の受付をさせていただいた。招待客と外人の参加者向け窓口に座っていたため、受付に来る人の数が少なく仕事自体は楽だった。仕事といっても名前を聞いて参加者リストと照合し、名札とノベルティを渡すだけ。それでもみなさん開始時刻の直前にまとめていらっしゃるため、結構いっぱいいっぱいだった。

そういう中、会場の入口から人ごみをかきわけるようにして、私の前に外人のおじさんが到着。以下つたない英会話で。

受付の私「おはようございます。お名前は」
おじさん「ラリー
受付の私「どちらのラリーさんですか」
おじさん「ラリー・ウォール
受付の私「ちょっと待ってください、いまお名前確認します」(まだ気づいてない)

下を見て参加者リストからラリーなる名前の人を探したところ、燦然と輝くLarry Wallの名前。 あちゃー。
……っていうかあなたがPerlを作ったLarry Wallですか。
……で、Perlのカンファレンスというこの会場的には神さまみたいな存在のあなたが来て一般人のふりをして受付に来ている、と。
……私は顔を上げたときどんな顔をするべき?
……あれってラリー・ウォールじゃないの? なんてひそひそしゃべっている人もいますよ!
などなどいろいろな思いが一瞬で去来して、なんとかフォローしようと、名札を渡しつつとっさの一言。

私「みんなあなたを知ってるから別に名札なんてつけなくてもいいじゃないですかあ。ははは」(空笑い)
ラリー「そうでもないかもね」(Well, maybe not)
それは私のことです……。墓穴掘ったorz

そのあとLarry Wallに謝った